こんにちはみなさん、「居心地良すぎて住みたくなる」民泊ホテルじゃぱねす邸高山です!
今日は高山の町から車で1時間の所にある紅葉の名所「天生峠(あもうとうげ)」と、そこから登れる「籾糠山(もみぬかやま)」の登山ルートを解説します!
天生峠(あもうとうげ)とは?
天生峠は、飛騨市と白川村の間にある県立公園です。
雄大なブナの原生林が見事な場所で、特に10月中旬~下旬の紅葉は飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれています。
籾糠山(もみぬかやま)とは?
籾糠山は天生県立自然公園に属する山で、ぎふ百山の一つでもあります。天生峠に登山口があり、そこから登山道を進んで山頂まで登ることができます。
~麓の月ヶ瀬の里に住む娘が、川面に映った月を掬って飲むと身ごもって男の子生まれた。この子が作った人形が田畑を耕し、この田畑で実った稲の籾糠の籾殻が積もったのが籾糠山、田んぼの跡が天生湿原となった。のちの男の子は日本一の匠となった~
と言われています。
それではこの天生峠&籾糠山を登ってみましょう!
スタート:車で天生峠の登山口まで
高山から天生峠には、飛騨市河合町から国道360号線を進んでいきます。この国道は飛騨から白川郷へと続く道路ですが、地元民が白川郷へ行く時この道はまず走りません。
なぜなら見ての通り、ヘアピンカーブが続く難所だからです!
一応道路は舗装されており、ところどころですれ違いもできます。とはいえ、可能なら小さめの自動車に乗って安全運転で行くのをおすすめします。
河合町からヘアピンの続く道路を20分ほど進むと、天生峠の駐車場が見えてきます!
天生峠の駐車場には、約80台の車が止められます。この日は快晴&紅葉ピークの日曜日だったせいもあり、午前11時にはほぼ埋まっていました。
トイレもありますので、ここで準備してから行きましょう。
こちらが天生県立公園のマップです。
しばらく行ったところにある天生湿原の奥から3コースに分岐しており、それがまた合流して籾糠山へ続くといった具合です。
こちらが登山口にある受付小屋。
登山口では協力金500円を受け付けています。しっかりと管理してくださっている山ですので、お礼も込めてぜひ払いましょう。
もちろん登山届も必ず出すようにしましょう。
それでは早速スタートです!
登山口~天生湿原まで
最初は天生湿原を目指します。
道は丸太階段があり歩きやすいです。
道中はなかなかの絶景にも恵まれていますね。
ただ熊が出ることもありますので注意してください。それほど頻繁に出ることはありませんが、実際この日はクマに遭遇しました(!)
登山道には熊よけの一斗缶も設置されています。これを叩いて音を出しながら進みましょう。
登山口から40分ほど進むと天生湿原へとたどり着きます。
こちらが天生湿原! 6月にはミズバショウ、7月にはニッコウキスゲが咲き乱れます。
足元には遊歩道が設置されているので、天生湿原をぐるりと一周回ることも可能です。
湿原を眺めながらの休憩所も用意されています。
のんびりと自然を眺めながら一息つくのもいいでしょう。
天生湿原~カラ谷分岐~籾糠分岐まで
天生湿原を後にしたら、カラ谷分岐へと進みましょう。
15分ほど進んでいくと――
カラ谷分岐に到着します!
冒頭でも言ったとおり、大きく籾糠山頂までは3つのルートがあるんですね。ちなみに一番メジャーなのはカツラ門を通るカラ谷登山道。
門のようにそびえるカツラの木が並ぶことから、カツラ門の名前がつけられています。
ですが紅葉の時期のおすすめはブナ探勝路!
逆光に映えるブナの紅葉を見ながら登っていけます!
行きと帰りで違うコースを歩くのもよいですね。
きれいな景色を望みながら、再び道が交わる籾糠分岐を目指しましょう。
籾糠分岐~籾糠山頂まで
ブナ探勝路を1時間ほど歩くと、籾糠分岐が見えてきました。
ここからいよいよ籾糠山の山頂を目指していきます。
ちなみに籾糠分岐の近くには携帯トイレも用意されています。
中はこんな感じになっています。
こちらの携帯トイレを使うわけですね。ちなみにこちらは登山口(または家)まで持って帰ります。
詳しい使い方も書いてますので安心ですね。
身支度を整えたらいよいよ山頂を目指して登りましょう!
ちなみにこのあたりから雪が見えてきます(この日は10月下旬)。
実は天生峠、年の半分は雪に覆われている場所なんです。
地面も泥濘んでいますので注意して進みましょう。
傾斜もかなり急になってきます。
登る時間はだいたい30分程度。
先には籾糠山の山頂が見えています。
一歩一歩すすんでいくと――
振り返るたびに見晴らしも良くなってきます。
そして最後の道を登った先には――
到着! 籾糠山の頂上です!
標高は1,744メートル。
そしてなんといってもこの絶景!
右から御岳――
乗鞍岳――
穂高連峰に――
立山が望めます!
これだけの名だたる山々を一望できるスポットは中々ないですね。
長い山道を登ってきた甲斐がありましたね。お疲れさまでした!
まとめと地図・ルート
籾糠山 / 飛騨高山の民泊ホテル「じゃぱねす邸高山」さんの籾糠山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
以上が天生峠&籾糠山の登山のルートでした。なお詳しいタイムや距離、勾配などは↑からご覧いただけます。
天生峠&籾糠山は飛騨高山から行ける絶景登山スポットとしておすすめです。紅葉がきれいなのはもちろん、春や夏も様々な高山植物に恵まれています。ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね!
ちなみに当宿じゃぱねす邸高山には、登山の疲れを癒やすマッサージ機もご用意しております。
天生峠&籾糠山登山へお越しの際は、ぜひ「居心地良すぎて住みたくなる」民泊ホテルじゃぱねす邸をチェックしてみてください!
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